アメノオト

人形の福祉屋の日々

2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

SFAと電話相談の可能性

SFAの勉強に行ってきて、初めてしっかりその技法の哲学的な所を教わって来た。 SFAとは解決志向アプローチと訳され、対義語は、問題志向アプローチ。 通常の生活においては問題志向アプローチで思考することが多い。 「問題はとある原因から起きているので、…

最期の時、傍らには誰が居る?

電話相談では身体疾患を抱えた人の相談もよく受けるのだけど、そこでは大抵は死生観の話になることが多い。 何故ならば皆死期が近いから。突発的に死ぬかもしれないから。 もしくは抱えた病気は治らないからである。 「ベッドサイドの傍らで何も言わなくて良…

Cl.への個人的感情の取り扱い

クライエントに向ける感情について。 仕事の時は基本的に肯定的ではあるんだけども、じゃあ、個人としてどうかと見た時に個人的価値観の下において肯定的ではいられない相手も居る。 僕は別に個人的感情と、仕事での対応と一致してなくて良いと思うんだけど…

電話相談とイタズラ電話

Q:電話相談ってイタズラ電話はどれぐらいあるの? という話が某所で話題になったのでカテゴリ別に挙げてみようと思う。 (※なお、やり取りは実際のやり取りから雰囲気が伝わるようにそれっぽく書き起こしたモノなので実際の相談内容そのままではありません。…

電話相談と希死念慮

電話相談の仕事では、自殺を実行しようとか実行中もしくは失敗直後の人が電話を掛けてくることがある。 というか、電話相談は自殺に特化していることが多いので殆どこれだ。 もしくは希死念慮レベル「死にたい」(具体的でない)とか。 「死にたい」は「死にた…